甘柿より甘い完熟渋柿
今日は今年最後の土器造り同好会定例会でした。

昨日からの雪が本降りとなり、会場の新潟県立歴史博物館の外はなんだかモノクロームの世界です。
ですが、同好会が活動する部屋ではこんな色鮮やかなものが♪

Uさんのお宅の庭でなってたゆずと
Oさんからは「みのがき」をいただきました。
みのがき?柿の品種?状態?どんな字書くの?
ネットで検索して出てくる「美濃柿」とは違います。
渋柿をそのままほったらかして完熟させたもので、木になったままでもカラスの餌食にならなければ、自然にみのがきになるそうです。
(ただしあまりにも柔らかいので採る時に潰してしまう可能性が高い)
調べてみたのですが、該当のみのがきは検索してもヒットせず、どんな字を書くのかも不明。
言葉にしている皆さんもどんな字を書くのか尋ねてもそこは「?」でした。
帰宅して母に尋ねてみると
「みのがきね、懐かしいわ。子供のころよく食べたよ。」
だそうです。母の世代ではメジャーなおやつだったようです。
でも漢字はわかりませんでした。
みのがき 持ってみた
持ってみると…

あ、やわやわ。
これなんか皮が透き通ってきてる。
おおお。丁寧に扱わないと崩れちゃいそう。
その時思ったのでした。
これ、何も知らずに頂いたら、「あー、腐ってしまってる」と思ってポイってしてしまいそうダなと…。
みのがきの食べ方
さて、このみのがき。
木からとって、そのまま並べておいておけば熟していくので、好みの具合になったものから食べるそうです。
ぐじゅぐじゅがよいとか、そこまでじゃない皮をむきやすい程度の熟し加減がいいとか、熟れ具合の好みは人それぞれ。
子供は熟した柿を上手に食べられないからと、庭先で食べた思い出があるなんて話も伺いました。
夏休みのスイカみたいな感じですが…今の時期だとちょっと寒そうだな(笑)。
Uさんおすすめは「あったかいこたつに入って冷たいみのがきを食べる」のだそうです。「白菜の漬物があったらなおよし」とも。
凍らせておいてお風呂に入る前に冷凍庫から出して、風呂上がりに半解凍状態のシャーベット状のものを半分に切ってスプーンですくって食べるのが好きっていう方もいました。
皆さんなかなかのこだわりがあるんですねえ。
いただいて帰って、ちょっと窓のそばに並べてみました。
なかなか鮮やかで美しいです。
外は寒いですが、冷やしていただこうと思います。
食べた感想は、また後日!!
土器造り同好会、今年の活動は本日で最後でした
土器造り同好会で活動をするようになって丸二年が過ぎましたが、じつは土器造り以外にもこんなふうにいろんなことを教えてもらい、なかなか楽しいです。
今年はコロナの影響で定例会の回数も半分以下。
十分な活動ができたとは言えませんが、まあ、こんな年もありますね…。
来年はテーマと目標をきちんと定めて、頑張って活動したいと思います。

今年もありがとうございました!
ではでは、お休みなさーい。
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