火焔土器「GJ1号」【70%模造】

火焔土器 (70%) 縄文中期
新潟県 馬高遺跡 模造
平成31年2019年5月

初めての自作火焔土器

平成30年(2018年)5月に東京から新潟県長岡市に引っ越して
地元の新潟県立歴史博物館と馬高縄文館で見て以来…


「作ってみたかった!」火焔土器

市の体験学習でなんちゃって土器を作り
長岡土器造り同好会の存在を知って即入会を願い出て入会。

経験豊富な先輩会員の皆様に教えていただきながら

…あこがれの火焔土器を作ることができました!

経過記事をまとめました

この後、野焼きの時に色付けで焼いていただきました。

作ってみての感想

造形の魅力から「作ってみたい!」と思い立ち、土器づくりをすることになりましたが
一口に土器を作ると言ってもその工程はなかなか大変。
粘土をこねて形作ることは何とか自分でできるようになったとしても
(いや、当然まだそんな腕前はありませんが、物理的な話でね)
焼き上げるには自分の好きな時にというわけにはいきません。
ましてや土器づくりの基本「野焼き」なんて自力では全く無理!
それどころか手伝えることさえ相当限られています…。

沢山の方に協力していただいて、
やっとこさ、一つの土器を作ることができるのだなあと…。実感。

そして長岡に戻ってきたからこそのご縁だなあと…
ホントによかったです♪

古代の縄文の人達も力を合わせて土器を作っていたのですよね…。

そんなわけで沢山の人に教わり手伝っていただいて、
何とか初めの一つを完成することができました。
ありがとうございました!!

今後の抱負

完成した時の達成感はとても大きかったですが、同時に
「もっとこここうしたら…」
「今度はああしてみよう…」
なんて気持ちが生まれるのはモノづくりにおいては当然の帰結。。。

「火焔土器、せっかく教わった作り方を忘れないうちにもう一度すぐに作りたいし…」
「火焔土器以外の土器、気になる形のあれを作りたいし…」

2019年の初夏、こんな気持ちだったのですが
この後すぐに
・「王冠型土器」(70%)に挑戦し、その後
・「火焔土器」(60%)
・馬高遺跡出土の別の「火焔型土器」(原寸)
・「王冠型土器」(60%)
そして2020年(令和二年)、活動自粛を迫られたこの年は
・「火焔土器」【原寸】
にチャレンジいたしました!(底が割れてしまいましたが…)

まだまだ作りたい土器はたくさんあるし、火焔土器ももっと作りたいし…
なんだか気持ちは焦ってしまいますが
一つ一つ大切に作っていきたいと思っています。

縄文人は何をどう思って作っていたのかなーなんてことも考えながら…。

同好会や縄文館、歴博の皆様には引き続きよろしくお願い申し上げます♪

※サイトに他の作品もアップしていきますのでしばらくお待ちくださいませ。

コメント

  1. シマダユキオ より:

    動画みました。凄いカンゲキしました。真似して作りたいです。粘土が手に入らないので、100金の粘土でやろうと思います。
    サイズの一覧(底の直径、胴の高さ、胴上の直径、肉厚)などありますか

    • シマダさま 動画を見てくださって、そしてコメントありがとうございます。野焼き用粘土以外は難しそうですが百均の粘土もいろいろあるので試してみるのもいいかもしれません。(焼かなくていいのはお手軽ですね)
      サイズはなるべく真横からの写真を準備して測って計算します。ネットや書籍で写りのいいものも使えると思います。馬高の火焔土器は高さが約30センチなのでそこから割り出します。ほかの土器をつくる時もそうやっています。

    • シマダさま
      サイズの出し方の記事をアップいたしました。よろしければご覧ください。

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